ライブ出演辞退のご報告

政府が18の都道府県に対し、まん延防止等重点措置を今月6日から21日に期限を延長したことを受け、THREE THREADSは19日に出演予定であった「Make a Story Cup」の決勝大会(於:池袋Only You)の出演を辞退する旨主催者に報告、出演を断念いたしました。

まん延防止等重点措置下では、ライブイベントなどはその施設の使用制限やイベントの開催制限を遵守すれば開催や参加は可能とされているものの、先月13日の江東バンドフェスティバルが中止になったことからも明らかなように、感染予防・防止、さらには恒常化しつつある対象地域の医療逼迫の緩和に少しでも貢献するためには、緩い措置であってもその本質的な意図を汲んで開催や出演を自粛すべきだと判断したからです。

昨日までどうにか措置の延長は避けてほしいと祈っておりましたが、決定したものは仕方がありません、大変残念なことですし、何よりも久々のTHREE THREADSのライブ演奏を楽しみにしていただいたいた皆様や共演者の皆様にまで混乱とご迷惑をおかけすることになってしまい、申し訳ないとメンバー一同思っております。

イベント出演辞退によって決勝コンテストを棄権したものと見做されるのだろうと覚悟はしておりますしイベント主催者や共演者のみなさんにも同じような結論を求めるつもりはありませんが、THREE THREADSとしては政府がまん延防止措置の期間を延長してでも各自の行動に注意喚起をしている真意を尊重すべきであるという姿勢に揺るぎはありません。

日頃はライブに来てもらうよう人に呼びかけているくせに何を今更と仰る方々も少なくないだろうと思いますし、至極ごもっともなご指摘だと我々自身もそれをジレンマに感じています。外出やソーシャルディスタンスに気をつけていても、ワクチンを打っていてもいなくても、罹患する可能性はなくならないという持論を伺うこともありますし、それは事実だと思います。が、そのように様々、認識や理解にふれ幅があるからこそ、音楽などのエンターテインメントを含め、私たちの生活が最大公約数的発想でギリギリ普段の生活に最大限近づけられるよう、国単位で組織的に新型コロナに立ち向かわないといけない。そのためには、せめて、政府が「注意と辛抱」の時間を延長すると決めた以上、THREE THREADSはこれを尊重すべきだと思うのです。

THREE THREADSを応援いただくためにMake a Story Cupのライブチケットをご購入の皆様におかれましては、我々が今回の辞退を決断するに至った経緯をご理解いただきつつ、ご自身の理解と判断で音楽を、ライブを、忸怩に苛まれることなくお楽しみいただける方法を選んでください。

手前味噌ですが、新型コロナがその猛威を奮い出した2020年に発表し、パンデミックが長期化した昨年リメイクした、新型コロナへを題材にした曲「Stay Home Together」を改めてご紹介いたします。新型コロナを取り巻く心情や我々が信じる「臨むべき姿勢」を曲に詰め込んでいます。どうぞ3月21日までは、ご自宅で大いにお楽しみください。


急なご報告となりまして、申し訳ありません。ご理解のほど、宜しくお願い申し上げます。


THREE THREADS OFFICIAL

遅咲きハードロックバンド「スリースレッズ」公式

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